10年前に東欧一人旅したときに行ったチェコのプラハ。
最近、両親が行く機会があり、久しぶりにプラハの美しさを思い出してうっとり。プラハの街を歩く母からビデオ通話がかかってきて、すごい時代になった、なんて思ったり。
重たいスーツケースをもって歩く石畳は、本当に歩きづらくて泣きそうになったけど、子供の頃に夢見た「絵本のような世界」がここに実在するんだって感動した旅でした。
チェコのことを思い出すとき、この街並みと、プラハ城の聖ヴィタ大聖堂のステンドグラスは圧巻で、あの時の感動は今も覚えているけれど、もう一つ思いだすのが、ミュシャ美術館のこと。
ミュシャのことはチェコに行くまでほとんど知らなくて、どこかで見たことある絵だなぁぐらい。その程度の知識のまま、せっかくだからと行ってみたら、原画のあまりの美しさに呆然としてしまったあの日。
感動のあまりポストカードとか買おうとしたのだけど、あまりに原画がすごすぎて、(あまりまえだけど)印刷物との違いを前にしたら結局何も買えなくて…
原画は、他の全てが色あせてしまうほど強くて美しくて。絵の中の女性と目が合うと、目力の強さに、思わず目を背けてしまったほど。
唯一美術館の半券だけは持ち帰り、ずっと机の前に飾ってました。これを見ると、あの時の感動を思い出せるような気がして。
さて、所要があってチェコに数日滞在していた両親に、ミュシャ美術館を紹介したところ、早速行ったみたい。あの時はなかったはずの日本語ガイド(有料)もできてて、買ってきてくれました。
せっかくだから、カットして本のしおりにしてみたらいい感じ!(写真左の2つ)。
さて、両親からもらったチェコ土産2つ。
ミュシャ美術館のショップで、このブローチを見て、私に似合うと買ってきてくれたとのこと。自分じゃ選ばないデザインだから面白い。
隣のネックレスは、どこで手に入れたか聞きそびれてしまったけど、同じくチェコのもの。キツネがかわいくて、かわいくて。
チェコ、いつかまたぷらっと寄って、ミュシャの世界にどっぷり浸ってみたいなぁ。聖ヴィート大聖堂のミュシャのステンドグラスも、あの構図とあの色合い、本当に素晴らしかったです。
ミュシャ美術館 Mucha Museum Prague
住所:Kaunický palác, Panská 7, 110 00 Prague 1
時間:10時~18時
HP:https://www.mucha.cz/jp/(日本語)