「ヘルシンキで子供が喜ぶ場所はどこ?」「お金をかけずに子どもが遊べる場所は?」
そんな人におすすめしたい場所が、ヘルシンキ中心部からすぐの場所にあるリンナンマキ遊園地。しかも、みんな入場無料!さらに子供の乗り物が無料!
フィンランドが大好きで、2年連続で子供達(4歳~7歳)を連れ、夏のヘルシンキに短期滞在してました。その時に通ったのが、フィンランドで長く愛されているリンナンマキ遊園地(Linnanmaki Amusement Park)。なんと1950年創立。
入場無料なだけじゃなく、子どもが無料で乗れる乗り物がいくつもあるなんて、フィンランドって本当にすごい。今回は、私も子供も大好きな素敵な遊園地について紹介します。
リンナンマキ遊園地の遊び方
この地図を見れば、どれが子供無料の乗り物か分かります。詳しくは後で説明します。
遊園地の料金
小さな子用の無料の乗り物は、現在9個あります(※2018年10月現在)。どれが無料かわからないとき、入り口付近の案内所で聞いたら地図に丸を付けてくれました。
リンナンマキ遊園地には50個ほどの乗り物があり、大人が楽しめる乗り物も多いので、思いっきり楽しみたい人は「一日乗り放題券」を買うほうがいいです。ただ、一日券はそれなりに高い。
- 一日乗り放題券 39ユーロ
- 閉園3時間前からの乗り放題券 30ユーロ
- 翌日も乗り放題券 10ユーロ(※)
【その他】
- 乗り物に1回だけ乗るなら、8ユーロ/回。
- 乗り物6回券(回数券)は、39ユーロ。
- 隣にあるSeaLife水族館をセットで買えば、水族館が8ユーロに。
子供が無料で楽しめる乗り物
無料の乗り物の見分け方
乗り物の看板に「MAKUSTON」と書かれていたら「無料」の意味。そして、例えばこれは「身長100~140cm限定」の乗り物なので子供限定で、大人は一緒に乗れません。
また、もらった地図の乗り物の横に「チェックマーク✔」がついていたら、それが「Free ride=無料」を指しています。
子どもが無料で乗れるもの
子供限定のグルグル回る乗り物。色使いもデザインもおしゃれすぎて、見てるだけでワクワク。消防車やバイクもあって、うちのボーイズは連続乗り。
ここには1歳以上の子が一人で乗れる乗り物もいろいろあるので、遊園地デビューにも最適です。
他にも、飛行機型の乗り物でぐるり周遊したり、電車に乗って周ったり、小さな観覧車に乗ったり、高い展望タワーに登れたり。これが全部無料だなんて信じられない!!と何度も思いました。(※身長制限等がないものは、大人も無料で一緒に乗れます)
だんだん年齢が上がってくると無料の乗り物だけじゃ満足できなくなるけれど、幼児~小学1,2年生までなら、無料の乗り物だけで満足できます。子供にとことん優しいフィンランド、ますます好きになってしまうよ。
地図を見ると「ニコちゃんマーク」のついた乗り物が4つあります。
これは、身長100cm以下または大人一人が、「チケットを持ってる人」か「乗り放題のリストバンドを付けてる人」と一緒に乗る場合に無料になる乗り物です。
大人が楽しめる乗り物
※身長140cm以上が対象で、120~140cmの人は15歳以上の同伴者がいればOK。
他に、キャーっという叫び声が聞こえてくる乗り物もたくさんあります。びしょ濡れ必須の急流下りアトラクションのフルヤクル(Hurjakuru)、高さ75mから垂直落下するキンギ(Kingi)、そして一番人気は、超絶叫ジェットコースターのウッコ(Ukko)!
※Ukkoは、身長140cm~200cmが対象。
コインで遊べるもの・こと
他には、よく遊園地で見かける、ボール投げでぬいぐるみがもらえるような有料ゲームも各種ありました。
その他
ぜひ行ってみてほしいのがトイレ。こんな素敵な雰囲気のきれいなトイレがあるのです。
暑い日は、噴水コーナーで水びたしになって遊べたり、9月になるとハロウィンのゾンビに仮装した人が歩いていたり(ゾンビが休みの曜日有り)、園内のベンチでご飯を食べるのも楽しいし、何度行っても楽しめます。
乗り物だけでなく、カフェやレストラン、ショップやゲームコーナーなどもたくさんあるので、一日中過ごせる遊園地です。
営業日と営業時間
フィンランドの冬は寒さが厳しいため、季節限定オープンです。開園期間は毎年4月下旬~10月中旬。夏のハイシーズンはほぼ毎日開いていますが、9月にもなると平日は休みが多くなります。
営業時間も、13時~21時だったり、11時~22時だったり、16時~22時だったり。その日によって異なるので、必ず公式ホームページでチェックして下さいね。
リンナンマキ遊園地への行き方
ヘルシンキ中央駅から、車なら10分、トラムやバスを使っても30分もかからずに行ける便利な立地。私もトラムやバスで行きました。
1)トラムで行く
ヘルシンキ中心部からトラム(約15分)に乗り、下車して徒歩10分。
- 3番トラムに乗って「Linnanmaki pohj」で下車。
- 9番トラムに乗って「Kotkankatu」で下車。
- 8番トラムに乗って「linnanmaki etela」で下車。
2)バスで行く
ヘルシンキ中心部から23番バス(約15分)に乗り、「Linnanmaki pohj」で下車して徒歩10分。
3)車で行く
自家用車やUberなどの場合、ヘルシンキ中心部から車で約10分。駐車場有。
トラムやバスで下車すると、一瞬どこに遊園地があるかわからないのですが、この丘の上(右上)を上がっていけば、メインゲートにたどり着けます。
リンナンマキ遊園地は、丘の上にある遊園地。もちろんベビーカーも大丈夫!
詳細
子連れにとことん優しい、ヘルシンキのリンナンマキ遊園地。フィンランド旅行中に子供の日を作って遊びに行くのもいいですね。
最後に、リンナンマキ遊園地の売上は、維持費などを引いた後のほぼ全ての収益金を児童福祉団体に寄付しているそうです。それを知ってると、遊園地でお金を使うのも心がふわっと優しくなれそうです。
施設名 | リンナンマキ遊園地(Linnanmaki Amusement Park) |
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住所 | Tivolikuja 1, Helsinki(GoogleMapで開く) |
TEL | +358 10 5722 200 |
公式サイト | www.linnanmaki.fi(英語) |
営業日 | 4月~10月(11月~3月は休み) |
営業時間 | 日によって異なるので要確認 |