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旅の小ワザ

【体験談】インフルエンザで飛行機キャンセル、返金に関わる大事な2つのこと

インフルエンザなどの子供の病気で飛行機キャンセル返金
りえ
りえ

「楽しみにしてた家族旅行なのに、直前で子どもがインフルエンザ。旅行はもちろん全員キャンセル。返金不可で泣けてきちゃう。」

そんな人に、まだ諦めないで。全額返金してもらえる可能性があるよ、と教えてあげたくて書いてみます。旅行はとても残念だけど、せめて旅費だけでも戻ってきたら本当に助かります。

早割の格安チケットは、安い代わりに「変更不可・返金不可」の場合が多いですが、子どもって急に体調を崩すもの。特にインフルエンザなどは、どれだけ気をつけていても、学校や保育園などでもらってきてしまいます。

そこで今回は、私の実体験を交えて、返金を諦める前にやってほしいことを伝えます。

インフルエンザでも飛行機に乗れる?

まず、インフルエンザにかかっても飛行機に乗れるのか、について。

解熱さえしていたら搭乗できるのでは?と考える人もいるかもしれませんが、インフルエンザをはじめとする感染症は、他者に感染させる可能性がある間は搭乗できません。

一般の航空会社では、主な感染症にかかった人に対して、感染症の種類に応じて搭乗できない期間や搭乗するための条件を設けています。

搭乗できない期間というのは、学校内の感染拡大を防ぐために学校保健安全法という法律で定められた出席停止期間のことです。

参考に、日本の主な航空会社の対応を紹介しておきます。

ANA(全日空)の場合

ANAのホームページには、このように書かれています。

インフルエンザ・おたふくかぜ、風疹など学校保健安全法で出席停止が定められている感染症のうち、出席停止期間の基準を過ぎていないお客様については航空機搭乗に適しておりません。

ただし、医師により感染の恐れがないと認められた場合にはこの限りではありませんので、主治医にご確認をお願いいたします。場合によっては診断書をご用意していただくこともございます。

そして下記が、ANAによる主な感染症の搭乗に関する案内です。

JAL(日本航空)の場合

JALのホームページでは、このように書かれています。

航空機搭乗によりほかのお客さまに伝染するおそれのある感染症の方はご搭乗いただけません。該当するお客さまは航空旅行に適してはおりませんが、病状、体調などが安定しており医師が搭乗の適正を証明した場合には、ご搭乗いただけることもあります。

診断書・参考資料をご確認のうえ、最寄りのJAL支店・営業所または、お問い合わせ欄の「ご搭乗に関するご案内・ご相談」内、JALプライオリティ・ゲストセンターまでお問い合わせください。

そして下記が、JALによる主な感染症の搭乗に関する案内です。

このように、基本的にはどの航空会社も、インフルエンザなどの感染症にかかると、他者に伝染する恐れがある間は搭乗できませんが、症状が収まっていて、医師によって搭乗可と診断された場合に限っては搭乗できる、こともあります。

飛行機キャンセル不可なのに、全額返金なんてありえる?

実は、うちの子供も、出発1週間前という時にインフルエンザにかかったことがありました。しかも、購入していたチケットは、予定変更も払い戻しもできない「早割の格安航空券」

行けるか行けないかギリギリの状態で、悩んだあげく、話すだけ話してみようと航空会社に電話をして初めて、感染症などでやむを得ず飛行機に乗れなくなった場合は、医師の診断書があれば特別対応をしてもらえる、ということを知りました。

つまり、条件に見合えば、同行者(家族)全員分のチケットが、キャンセル料・取消手数料無料で全額返金されるか、他の日に変更してもらえる、とのこと。

りえ
りえ
知らなかった!絶対に返金されないと思い込んでたから、聞いてよかったー。

ただし、そのとき電話で、航空会社の担当者に言われたのは「インフルエンザにかかったため、飛行機の搭乗不可」という内容が分かる医師の診断書をもらってきてください、とのことでした。

診断書と言っても、航空会社によって求められる内容が違う可能性があります。感染症にかかったと確信してる人は、病院へ行く前に、このような対応が可能か、またどのような診断書が必要かを、あらかじめ航空会社に聞く方がいいです。

というのは、後で診断書だけもらいに再び病院へ行くのも大変だし、かといって、使うかわからない診断書に、診断書代金(相場3,000円)を出すのも大変、だからです。

私の場合は、結局、子供の熱が思ったより早く下がり、出席停止期間を過ぎたので、ぎりぎり予定通りの飛行機に乗ることができたのですが、この経験のおかげで、やむを得ない場合は航空会社も特別な対応をしてくれることがある、と知れました。

ただし、これは航空会社や、国内線・国際線、チケットの種類、誰が病気になったか等によって対応が異なりますので、必ず利用する航空会社へ問い合わせてください。

最初から諦めずに、とにかく問い合わせてみることが大事です。

参考)ANAの変更・払い戻しの特例について(公式サイト

【国内線】

お客様が病気などの理由で旅行不可能な場合、次のいずれかの特別対応をいたします。
・ 予約便出発予定日から30日間以内の便への変更を承ります。
・ 払戻手数料・取消手数料を適用せず、全額払い戻しいたします。
※ 予約の変更・取り消しは、当該便の出発前までに行ってください。
※ 病気などの理由で変更・払い戻しをする場合は、医師の診断書等の提出が必要です。

【国際線】

変更や払い戻しの取り扱いに関しては、ANA電話窓口または市内・国際線空港カウンターにお問い合わせください。お客様のご予約、航空券の詳細/運賃規則を確認のうえ対応させていただきます。場合によっては診断書をご用意していただくこともあります。

全額返金などの特別対応をしてもらうために大事なこと

感染症などのやむを得ない事情で飛行機をキャンセルすることになり、特別対応(全額返金か日程変更)をしてもらうために大事なことはこの2つです。

大事なこと

・必ず、出発予定より前に航空会社へ連絡する

・医師の診断書等を提出する(航空会社の指示に従う)

なお、キャンセルの連絡は必ず飛行機の出発前に完了しなければなりませんが、診断書の提出は後日でも大丈夫です。航空会社により対応が異なりますので、必ずご自身でお問い合わせくださいね。

りえ
りえ
できればこんな経験はせずにいたいですが、万が一のとき、どうしようもないとき、に本当に助かります。

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