子連れ旅の最初の難関が飛行機。子どもが泣いて他のお客さんの迷惑になったらどうしよう、と考えるほど不安になってしまうものです。
そこで、私も子どもも、周りのお客さんも、みんなが快適に過ごせますように、と毎回空港でやっていることを紹介します。
子どもが生後2ヶ月で国際線デビューをしてから、乳幼児連れで70回以上飛んできたのですが、今でも、出発当日に必ず空港のカウンターでしていることがあります。
ごく当たり前のことかもしれないけれど、子連れフライトに慣れてない方に向け、念のために書いておきます。
出発の当日、必ず空港カウンターでしていること
それは、チェックインまたは荷物を預ける際に、カウンターでフライトの混み具合を聞き、席の相談することです。些細なことだけど、とても大切なのです。
「満席です」「ほぼ満席です」と言われたらあまり余地はないのですが、もしそうでなかったら、もっと快適な子連れ空の旅ができるチャンス!
子どもたちがまだ赤ちゃんだったころは、「授乳をしなければならないので、より良さそうな席はありませんか?」と相談したり、
中・長距離フライトでバシネット(機内用の赤ちゃんベッド)の予約ができなかった時は、祈るような思いで、「赤ちゃんがいるのですが、バシネットが予約できなかったので、できれば隣が空いている席にしてもらうことはできませんか?」と、お願いしたり。
または、他に同乗者がいる場合(夫婦+赤ちゃん、自分+子供+赤ちゃん、など)で、2席分のチケットがある場合は、真ん中が空席になるように3列シートの端と端を予約しておいて、当日カウンターで、真ん中を空けたまま(=真ん中の席をブロック)にしてもらえないか相談することもあります。
満席では無理だけど、比較的空いていれば、気持ちよく協力してもらえることが多いです。子連れには、本当に助かります。
子どもたちがもう少し大きくなり、席も一人分ずついるようになった頃からは、
「子どもたちが騒いで周りの方に迷惑をかけるといけないので、いま予約している席よりも良さそうな席が空いていれば教えてもらえませんか?」と、聞くようにしています。
静かに座っていられる子ならよいのですが、元気いっぱいのわが子たちはそうもいかず。子供たちが5歳、8歳になった今でさえ、暇つぶしの道具やお菓子、動画を見せるための予備携帯などたくさんの物を機内に持ち込んでいるのですが、やっぱり席選びは大事!
予約してた席がベストであれば「そのままがいいですよ」と言ってもらえます。でも、他によい席があったときは、できる限り対応しようとしてもらえるので、その気持だけでも本当にありがたいです。
ただし、LCC(格安航空会社)はまた別。LCCは座席指定が有料な場合が多いので、最前列や足元の広い席などは値段も高くなります。LCCで確実に良い席に座りたい場合は、どうしても席代が必要です。
また、中・長距離フライトでバシネット席を予約できている場合も、バシネット周辺は混み合う傾向があるので、もし飛行機がかなり空いているようであれば、当日、思い切って空いているエリアに席を移るのも一つの手です。
まとめ
赤ちゃん連れの飛行機はやっぱり大変。私もいまだに気を遣います。でも、席によってその負担がだいぶ軽減できるので、席選びは大事です。
自分も赤ちゃんも快適にいられれば、他のお客さんにも迷惑をかけずにいられるはず。あらかじめ座席指定していても、最後にもう一度、カウンターで再確認。駄目でもともと。良い席が見つかったらラッキー。
どうか子連れの楽しい旅を!Have a nice trip with kids!